平井雄二とは

平井雄二(ひらいゆうじ、1947年7月31日-)は、日本中央競馬会 (JRA) 美浦トレーニングセンターの元調教師で元騎手。父は元騎手で中山大障害を制した平井寅雄。

人物・経歴

1965年、東京競馬場稲葉幸夫厩舎の騎手候補となり1969年に騎手デビュー。1985年2月に調教師試験合格に伴い引退。騎手時代は主に障害での騎乗が多かったが、関東の調教師を始め幅広く関係者からの信頼を得て重賞4勝をあげる活躍を見せた。

厩舎開業当初に管理していたのが、今なお名馬として語り継がれているサクラスターオー。

生まれながら前脚に不安を抱えていた同馬で皐月賞を制しただけでなく、故障明けの菊花賞も勝利し2冠に導いた手腕は、関東、関西を問わず数多くの関係者から賞賛の声があがった。

現役を退いた今なお、平井氏にアドバイスを求める関係者の姿が絶えないゆえんの1つとなっている。

2011年12月惜しまれつつ調教師を引退。現在では、競馬情報サイト「シンクタンク」で競馬評論家として活動しているようです。